ポンダンポンダン王様の恋 第7話あらすじ

夜の砂浜で星を眺めながら、つかの間の二人だけの時間を過ごすダンビと世宗大王。

出典:https://plaza.rakuten.co.jp/tuki7nukinindo/

 

ダンビの手のひらに

L O V E

と文字をなぞりダンビをみつめる世宗大王

 

それを見たダンビも世宗大王をみつめ

私も

 

好きってこと?

と答え、恥ずかしそうに両手で顔を覆います。

 

しかし、世宗大王は

何だと?

いきなり何だ?

 

照れるダンビをみて、最初はその意味がわからなかったもののようやく気付いたのか、世宗大王も恥ずかしそうな、それでいてうれしそうな様子。

世宗大王、未来語「LOVE」を分かっていなかったのですね。無理もありません。でも、実体験でこの言葉の意味を大いに理解してくれたことでしょう。

 

もう一組、同じ夜空の星を眺めていました。ヨンとソホン王妃です。

 

こんなに星が多いなんて知らなかった

楽器がほこりまみれね

今からでも掌楽院(チャンアグォン)に移ったら?

私の父に頼めば…

 

ソホン王妃の話を聞き終わらないうちにヨンが立ち上がり、そばにあった琴を無造作に地面になげ、なたのようなものでヨンが壊し始めました。

ヨンと楽器、一体過去になにがあったのでしょう。

 

あなたを思っていったのに

ソホン王妃をため息をつきながらみつめるヨン。嫌な雰囲気になりそうなそんなとき、ソホン王妃のお腹の虫が「グーッ」と鳴りました。

 

一方ダンビと世宗大王。

ダンビの手に、LOVEと刻まれた小さなチョコレートが4つのっていました。

ラブって読んで

愛するっていう意味なの

 

他国の文字か

文字を使うのだな

後れを取ったようで気がめいる

 

文字をみて少し気後れしたような世宗大王を励ますように

気がめいるときは甘いものが一番よ

とダンビはチョコレートをすすめました

 

最初は苦そうだからいらないと言う王様に、甘いから一つだけ食べてみてと再度すすめるダンビ。

 

文字の刻まれたチョコレートをみながら

私もいつか朝鮮の文字を作る

コサムのような貧民も

この複雑な世で楽に暮らせるように

 

だからお前に算学を習うのだ

字母の組み合わせには算学が必要だ

 

それを聞いたダンビは、現代の教科書に

”ハングル文字を作った世宗大王”

と書いてあったことを思い出し、ポケットから紙幣を取り出しました。

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ポケットから取り出した1万ウォンの肖像画と、目の前の世宗大王を見比べるダンビ。真剣なまなざしで

王様は必ず文字を作れます

サインでももらっておく?

 

何度も紙幣と見比べ「もっと格好いいじゃないの」と言うダンビに、

 

いつか名前を書いてやろう

と言って、チョコレートを口にする世宗大王。

 

名前とは、サインのことですよね?あのハングル文字を作った世宗大王のサイン、もらえることなら私も欲しいです!

 

世宗大王は、口にしたチョコレートのおいしさに言葉がなく、ダンビをみつめ

オヮ

とおどろきの声をあげます

 

この味は

一体何なのだ?

口の中のチョコレートを食べ終わらないうちに、もう一つ口へ。さらにもう一つ。最後にはチョコレートを包んでいたビニール包装の匂いをかいで、さらに驚く世宗大王。

なんだか二人で驚きあって、とっても仲がいいですね。

 

そのころ、おなかの空いたソホン王妃のためにヨンが食事を作っていました。

鶏肉を丸々一匹油であげた、宮廷料理とは程遠い、ワイルドな食事。ヨンから手渡された鶏肉の匂いを嗅ぎ、一口くちにしたソホン王妃は、そのおいしさに驚きをかくせません。

 

ダンビは世宗大王にすすめたチョコレートを試験当日のあの日カバンに入れてくれたお母さんのことを思い出していました。

 

小さいころすきだったの

おいしくてチョコレートを食べる手が止まらない世宗大王の隣でダンビが思い出したように言います。

口うるさいお母さんの本当の気持ちが分かりダンビが泣いて沈んでいると、チョコレートの甘いキスでダンビを慰めた世宗大王。

 

 

一夜明け、岩と岩の間にたまった海水で顔を洗おうとしたダンビは苔があることに気づきます。その瞬間、なぜ水時計があの時上手くいかなかったのか、ひらめきました。

 

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暑さで苔が発生し、水がちゃんと流れなかったことがわかり、水時計を改良したダンビ。

 

水時計を作ったヨンを従四品につかせ、コサム(ダンビ)は免罪にすると家臣の前で宣言する世宗大王に

ソホン王妃の父親シムオンは

 

身分の違うコサムは

宮外に追い出すべきです

と進言します。

ダンビがいたら自分が出世できないですものね

 

それを聞いた同僚の家臣ファンヒが、身分が問題ならダンビに三位の堂上官(タンサングァン)を与えてはどうかと、世宗大王に提案します。

家臣のシムオンとファンヒは仲間だと思っていたのですが…

 

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免罪になり改めて世宗大王の教育係として返り咲いたダンビ。算学に雑学に、以前にも増し二人の楽しそうな授業。

 

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ある夜お腹が空いたダンビがカップラーメン片手に台所へ行くと、物陰に隠れ、麺をすするソホン王妃がいました。

 

ダンビが持っていたカップラーメンを食べるソホン王妃に

私の友人にそっくりです

とダンビが笑顔で言います。

 

私もどこかで会った気がするわ

と答えるソホン王妃。

この二人の距離もなんだか縮んできた感じです。

何でも知っている未来から来たダンビに、ソホン王妃が自分の全身の肖像画を見せ、「衣の部分に星色を使いたいが、ない」と相談をもちかけます。

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現代のカッターで肖像画の衣のある部分をくり抜いたダンビ、それを夜空にかかげると、星色の衣が出来上がりました。

 

わずかではあるけれどダンビとの時間を過ごし、その存在を受け入れたいと父親であるシムオンに申し出るソホン王妃。

少しづつではありますが、ダンビを信頼し始めたのでしょうか?

 

感想

とりあえずダンビが処刑を免れてホッと一安心ですね。ただ、ダンビのことを良く思っていない人物がいまだいるのも事実。特に、家臣のファンヒは一体何を考えてダンビに役職を与える進言をしたのでしょうか?

今まで父親の言いなりだったソホン王妃が、すこしづつ自分の意見を言うようになって、今後どうなっていくのかも楽しみのひとつですね。

 

 

 

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