俳優ユヘジン 最近の主演作出演につながる活躍は、信頼と実績の証。背中で語る男?

2020年にはSF映画「ヤッターマン」にキャスティングされている

俳優ユヘジンさん

 

ちなみにヤッターマンとは、あの懐かしい日本のアニメの「ヤッターマン」です。

 

 

今回は、ベテラン俳優 ユヘジンさんの出演作を通してその魅力をお伝えしていきたいと思います。

 

韓国では「国民の息子」「国民の妹」などの修飾語がつけられた有名人の方々がいますが、

俳優ユヘジンさんもそのおひとり

 

信頼して見ていられる俳優 ユヘジン

 

と、韓国国民から絶大な信頼を得ています。

ご本人はこの言葉に対し、

そんな言葉にすごく感謝しているけれど

その分信頼を与えなければならないので、責任感が大きいです。

だから、信頼して見ているのに

そろそろ信頼がなくなるんじゃないかという悩みも多いし

正直そう思っています。

と言っています。

出典:news.kstyle.com/

 

ちなみにこの信頼は政府からも得ているようで、ユヘジンさんは2010年にはチョンノ(鍾路)税務署広報大使をされています。

出典:www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/

 

まずは、ユヘジンさんのプロフィールをご紹介します

 

ユ・ヘジン 유해진 柳海真

生年月日:1970年1月4日

出身地:忠清北道 チョンジュ(清州)市

身長 体重:174㎝ 65㎏

所属事務所:ファイブラザーズ

 

出典:huayibrothersent.com/

 

経歴:

以下出典:www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/

中学校時代,モノドラマ<私たちの役者>を見て「演劇をする」と決心し,

演劇映画科の扉を3度もたたいたが,すべて落第。

高等学校卒業後,両親の反対で演技とは全く違う衣装学を専攻する。

しかし,演劇人としての夢を捨てきれず,

大学時代に清州(チョンジュ)の劇団青年劇場で暮らすようになった。

除隊後,ソウル芸術大学への編入に合格し,

本格的な演技修業ができる機会をつかむ。

1997年,芸術専門大学を卒業。劇団木花で一生の恩師オ・テソク先生
に出会ったことで、<千年の囚人><鳥は横断道路を渡らない>などに出演し,名前が知られ始める。

1997年,チョン・ジヨン監督の助監督アン・ビョンギ監督に注目され,

<ブラック・ジャック>で映画界にデビュー。

それ以後,比重ある映画で主にヤクザとチンピラをはじめとする三流人
生の役を主にしてきたが,

徹底した準備性といつも努力する姿勢で主演に劣らない演技で人々に深い印象を植え付けている。

2007年には,<里長と郡守>でチャ・スンウォンの相手役で初めての主演俳優を経験した。

以上出典:www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/

 

中学生で役者を志してから演劇、映画デビューまで約12年。それから映画の主演を経験するまでプラス10年。

下積みや売れるまでの話は俳優一人一人にあり、それこそ映画やドラマの脚本が書けそうですが、

ユヘジンさんの最初の主演までの道のりは、年数もさることながら経験も、今だから言えることかもしれませんが、資産であると言えるのではないでしょうか。

 

このことを主演映画「LUCK-KEY /ラッキー」のインタビューでもヘジンさんは語っていました。

 

映画「LUCK-KEY/ラッキー」は、伝説の殺し屋(ユヘジンさん)と無名役者(イジュンさん)の人生が入れ替わるところからスタートします。(日本映画「鍵泥棒のメソッド」のリメイクです。)

 

たまたま立ち寄った銭湯で、床に落ちていた石鹸を、殺し屋役のヘジンさんが踏み大転倒。頭を強打し記憶喪失となったあと、突然無名俳優となった自身の名を世に知らしめるため、たくさんの努力をするシーンが映画の中に登場します。出典:news.kstyle.com/

 

ユヘジンさんはこの映画で演技をするにあたり

 

僕ととても似ていた

そのような部分を監督が任せてくれた。

監督は無名俳優を経験したことがない。

監督は本で経験していたが、僕は身体で経験している。

そこで、僕に『(無名の俳優を表現するには)

何があるだろうか』と質問した

 

続けて

 

ボールペンを口にして発音の練習をすることや

公園で走ることなどは実際の僕の姿だ、

 

過去の僕は阿硯洞(アヒョンドン) のクレバンダリの屋根部屋に住んでいた。

僕の家でもなく、後輩の家の居候となっていたが、

映画のジェソンの家ととても似ている。

そのため、昔のことを思い出したりした

 

実際に家で練習できることは多くはない。

主に公園でたくさん練習したりした。

走ったり筋トレをしたりした。

当時はジムに通う余裕もなかった。

 

公園を訪れて身体をたくさん鍛えた。

腹筋をしながら発声の練習をし、

足を広げる運動をしながら柔軟性を鍛えた。

(映画で) そのような部分を表現するのは全然難しくなかった」

とインタビューで答えています

出典:news.kstyle.com/

本で読んだだけではつもりで終わってしまいますが、やはり体で経験した人は強いですね。

 

前述の通り、ユヘジンさんは主演映画に出る以前から、準備を怠らず、努力を惜しまなかった人です。

そして、このユヘジンさんの姿勢をある俳優さんも語っています。

 

「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」の主演

ソン・ガンホさんです。

 

彼は後輩だが

撮影中にスケールの大きい俳優だという印象を受けた

作品の完成度を上げるために

自分がどうすべきかということをきちんと知っていたし

それゆえ、熱心に演じようとする姿勢が感動的だった

出典:https://tsutaya.tsite.jp/news/cinema/

 

そして、この姿勢が如実に表れていたのが

三食ごはん コチャン編

 

当初映画の撮影スケジュールとバッティングしてしまったため、

三食ごはん漁村編1・2に続いてコチャン編には出演しないと言っていたヘジンさん。

出典:https://www.youtube.com/

しかし、三食ごはんへの愛情の深さから、映画のスケジュールを調整。

さらにはチャスンウォンさんを驚かすため、村長さんに変装して登場。

出典:https://www.wowkorea.jp/

この緑のシャツが村長さんの変身姿です。

麦わら帽子がかわいいです。

 

出典:https://www.youtube.com/

草刈り機を背負い、防護用マスクをするヘジンさん。

 

以下出典:LaLatv 三食ごはん コチャン編

 

三食ごはんコチャン編では、村長さんから田んぼを借りていました。

第4話でヘジンさんは

チャ選手が干潟に行く

俺は田んぼに

 

それを聞いたナヨンソク プロデューサーが

雑草刈りの仕事は大変だし

僕も気になっていた

かなり大変だよ

 

この会話の前夜、次の日の仕事を分担しようとみんなに提案し、

自ら大変な仕事を買って出ていたヘジンさん。

 

雑草が侵食している田んぼの周囲の長さは、チャスンウォンさんの身長188㎝の41倍の長さでした。

ヘジンさんは、金物店で買ったナイロンカッターの草刈り機を背負い、

防護用マスクをつけ雑草と戦い始めました。

ナイロンカッターをすり減らし、雨が降ったりやんだりの中、田んぼで一人雑草を刈ります。

 

うれしい、やりがいを感じる

雨と汗でびっしょりのヘジンさんが言いました。

黙々と作業をするヘジンさん、その背中がかっこいいです。

 

最後には、雨足が強くなり心配して迎えに来たチャスンウォンさんと一緒にその日は帰っていきました。

番組内のテロップには

努力の成果により

苗は元気に育っています

と書いてありました。

 

コチャン編も終わりを迎えるころ、ヘジンさんが田んぼへ最後の草刈りに出かけます。

稲は実り始めていました。その稲に貴重な花が咲き、

この稲穂が実れば田んぼが黄色く染まる手前までに成長していました。

 

稲が実り始めてすっかり大きくなった

雑草が生い茂っている

稲と一緒に雑草も育ってる

 

やってみよう

 

大変だとわかっていることをやる。

だけど、「やってみよう」と言葉にすると、不思議とやれる気がしてきますよね。

 

急がないと

それでも焦らずに、生真面目にかつ几帳面に草を刈っていくヘジンさん

その日、あぜ道の下まで入っていき、最後の一本まで最善を尽くして刈っていました。

それから最後の最後に道の雑草も片付けて。

 

番組内のインタビューで

適当にやるわけにはいかない

米作りは1年がかりの作業なので

 

ふと思い出したり、誰かに言われなくても、

ヘジンさんは小さな鎌をもって田んぼへ向かうこともありました。

以上出典:LaLatv 三食ごはん コチャン編

 

ユヘジンさんのことはその出演作品から、素敵な演技をするいい俳優さんだと思っていました。

しかし、ここにきてこの三食ごはん・コチャン編で、人間「ユヘジン」を見せられてしまいました。

もう演技の魅力うんぬんではなく、人として応援しないわけにはいかなくなりました。

 

まとめ

映画やドラマのなかで活躍する俳優さんを好きになることはもちろんですが、

何かの折にその人の人となりを見せられて感動をすることもあると思います。

 

ヘジンさんは画面を通して、もうすでに人の好さがダダもれの俳優さんではあったのですが、

まさか三食ごはんでヘジンさんのその魅力から、

物事への姿勢や行い、信念を教えてもらうとは思っていませんでした。

 

おやじギャグが好きで、決して「黙して語らず」タイプではありませんが、

楽しそうにワイワイやりながら、しっかり仕事をする男 ユヘジン。

 

正面に背中に、たくさん語りながら、これからも活躍していってほしいです。

 

 

 

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